クロスカブの風防(ウインドスクリーン)の比較
バイク運転時の風を防いでくれのにおすすめの風防。読みかたは「ふうぼう」と読みます。これからの季節の秋冬では寒さ対策、夏場は虫よけ、そして風の抵抗による疲れを軽減してくれる便利なアイテムです。バイクは走行が長時間になるほど、風圧による空気抵抗によって体力の消耗が蓄積されます。特に顔や首にかかる負担は思ったよりも多いようです。先日の東京から山梨まで行ったソロキャンプで改めて、クロスカブの風防(ウインドスクリーン)を比較検討することにしました。
- クロスカブ110用の風防(ウインドスクリーン)を販売しているメーカー
- サイズ比較
- 価格比較
- まとめ
1.クロスカブ110用の風防(ウインドスクリーン)を販売しているメーカー
①DAYTONA (デイトナ)
皆さんご存じのデイトナさん。クロスカブ用の風防(ウインドスクリーン)は3種類販売されています。傷や汚れに強いハードコーティング仕様の耐衝撃に強いポリカーボネート(日本製)が採用されています。約10度ほどシールドの角度調整もできるのはポイントです。また、クランプバー(φ22.2×58L)が付属しているので、スマートフォンなどのデジモノ装着にも最適です。
ウインドシールドSS サイズ:H320×W365×D3mm カラー:スモーク
ウインドシールドHC サイズ:H400×W380×D3mm カラー:クリア
ウインドシールドRS サイズ:H400(センター435)×W375×D3mm カラー:クリア
SSとHCの違いは高さHCのほうが約8㎝ほど高くなっています。HCとRSは高さはほぼ変わりませんが、RSのシールド上部は小さく跳ね上がっているため、正面から来た空気を上部へ送り、体への抵抗を軽減するようです。使用ユーザーのコメントでも風防効果が感じられているようですね。
雪溶けて、今年初のクロスカブでの通勤〜
— わいすけ@CROSS CUB & CAMP (@waisuke_cc110) March 28, 2021
旭風防からデイトナ製のウインドスクリーンに変更
なんかピッタリセンターに合わないけど気にしなーい😅
今年こそ、クロスカブでソロキャンプへ行くぞー🏕️#クロスカブ #カブ pic.twitter.com/uTbJMGdolS
取り付け終わったので、いつものとこで装備更新。
— まれっと@10/27動画投稿済! (@mulletccub110) March 16, 2019
風の影響はだいぶ軽減された感じになった。ただスクリーンとミラーの振動が少しキツイかな。ゴムワッシャーあたりで軽減しないかな?
デイトナ ウインドスクリーンHC
キタコ ナックルカバー
HK CRAFTWORKS seatburenar#クロスカブ pic.twitter.com/NRokeFZQdY
②旭風防
会社名にも風防という名が入っている老舗メーカー「旭風防」。二輪車用集配キャリーボックスを郵便事業株式会社(当時:郵政省)へ納入するなど信頼できるメーカーです。クロスカブ用には2種類のウインドスクリーン(風防)が販売されています。デザインも良いも悪いもオーソドックスで、デイトナさんのスクリーンは取り付けの際、ミラーの位置が変わるのに対して、旭風防さんのスクリーンはミラーの位置は変わりません。
CUB-08-C サイズ:H315×W325×D2.5mm カラー:クリアー
CUB-03-C サイズ:H410×W415×D2.5mm カラー:クリアー(ドット印刷付き)
デイトナさんとは微妙に高さと幅が違いますね。
旭風防さんのシールドが届いたので取り付けしました。以前取り付けたスマホホルダーとの干渉があり若干手こずりましたけど、無事に作業完了ですわ❗#クロスカブ#クロスカブ110#Amazon #風防 pic.twitter.com/f9AxSAdiwP
— なごなり。🏍️FJR1300A/CC110 (@oyadi2010) May 5, 2020
風防付けて試走してきました♪
— FUZIMARO☆ (@maro_camp73) April 27, 2021
視界良好でめっちゃ運転しやすい😊#旭風防 #クロスカブ pic.twitter.com/VHGgx6BMiZ
③ZETA(ジータ)
オフロード系のメーカーさんのようです。恥ずかしながら初めて知りました。クロスカブ用には1種類のウインドスクリーン(風防)が発売されています。マウントバー(直径22.2mm、全長209mm)のが実用的かなと思います。
ZE70-1011 サイズ:H334×W295×D3mm カラー:ライトスモーク
高さはデイトナさんや旭風防さんの間という感じですね。仕様を見ると上下逆にも取り付けできるようです。
先月クロスカブに付けたZetaのシールド。最初は野暮ったいかな?と思ったけど、見慣れたらかっこよく見えてきたゾ pic.twitter.com/uHP3I479kD
— くずゆ (@qzuuuuzq) September 5, 2021
クロスカブのシールドを反転させショートタイプとして装着、前かごとのクリアランスの検証です。
— あつし (@trtddannasan) July 28, 2020
ご覧のように問題なく、快適性と利便性の両立が出来ました!
どちらもおすすめしたいです。#ナナカンパニー#ZETA アドベンチャーウインドシールド pic.twitter.com/BEei7Iasrm
2.サイズ比較
紹介した風防(ウインドシールド)ですが、各メーカーで高さや幅が違うことがわかります。当然幅が大きく、高さがあるほうが風よけ効果は高いのでしょうが、デザイン面では高さが低いのを選ばれる方も多いと思います。厚みは2.5~3㎜でポリカーボネート製なので、大きな違いはないのではないでしょうか。
3.価格比較
定価は12,650円~15,400円(税込)となっており、2021年9月18日時点での価格は10,000円~14,000円程度で販売されています。とにかく安いものを求める場合は、旭風防さんですかね。
4.まとめ
各社のウインドスクリーン(風防)を調べてみるとサイズの違いはもちろんですが、デイトナさんの風防(ウインドスクリーン)はミラーの位置が変わる点や、ZETA(ジータ)さんのマウントバーは便利そうだし、上下逆にも使えるなど買ってからの後悔もないのかなと感じました。
SNSでの評判も見ていると風よけ効果はもちろん、寒さ対策には効果があるのは間違いないようですが、デザイン面でためらう方も多いんだなと感じました。とはいえ、寒さが身に応えるこれからの時期に風防は大活躍しそうですね。ハンドルをにぎる手が冷えてくると体も冷えてしまうためライダーにとって冬は厳しい季節ですが、風防があることで手の冷たさをより一層ブロックすることができます。
私のようにクロスカブに風防(ウインドスクリーン)を検討されている方の少しでも参考になれば幸いです。